【通勤×シャドーイング】今日の練習文+週末の文法テーマ「冠詞」をまとめて解説

語学
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学生の頃、わりと好きだった英語の力を少しずつでも伸ばしたくて日々、学習しています。ニュースを読みたい、外国の人と自然に会話をしてみたい、――そんな気持ちがきっかけと原動力です。でも、忙しい毎日なので、「少しの時間でできること」を中心に習慣化して毎日行う試みです。学習方法を試行錯誤しながら進めています。別の記事で日常的に行っている学習を紹介しましたが、今回は、最近加えたシャドーイングと文法学習について記事にしています。シャドーイングとリスニングは平日に、文法は週末に行っています。

通勤中のシャドーイング

私の通勤の一部に、20分ほど歩く行程があります。これまではリスニングを中心に行ってきましたが、発音していくことに切り替えました。「Natural Reader」というアプリを使ったシャドーイングを行っています。やり方はとてもシンプルです。
短めのセンテンスを3セット程度用意し、1日1セット、1週間で2周します。
センテンスは自分の英語力に合わせて、AIで作成しています。

  1. まず音声を一度だけ聞く(声には出さず、リズムや抑揚を意識)
  2. 短いフレーズごとに声に出して真似する
  3. 完璧を目指さず、理解とリズムを優先する

短い時間でも毎日続けることで、耳と口が自然に慣れてきました。

実際に練習したセンテンス例(注釈付き)

“Starting the Day with English”
※タイトル:「英語で一日をスタート」

  • Every morning, I remind myself why I study English.
    ※remind myself:自分に思い出させる/心に刻む
  • I want to understand more, communicate better, and open new doors in my life.
    ※understand more:もっと理解したい
    ※communicate better:より良く伝えたい
    ※open new doors:新しい可能性を広げたい
  • While I walk to work, I try to keep these goals in mind.
    ※keep in mind:心に留める、意識する
    ※walk to work:通勤中に歩きながら
  • Before I start shadowing, I listen once without speaking.
    ※shadowing:聞いた英文を追いかけて口に出す練習
    ※listen once without speaking:まず一度声に出さず聞く
  • I focus on the speaker’s tone and rhythm.
    ※focus on:~に注意を集中する
    ※tone and rhythm:抑揚とリズム
  • I notice where the voice goes up, and where it drops.
    ※notice:気づく
    ※voice goes up/drop:声の上がり下がり(イントネーション)
  • These small details help me understand the natural flow of English.
    ※natural flow:自然な流れ
    ※small details:細かい部分(抑揚や間など)
  • As I walk, I quietly repeat short phrases.
    ※quietly:小さく/心の中で
    ※repeat:繰り返す
  • “I can learn this.”
  • “I just need steady practice.”
    ※steady practice:地道な練習
  • “I don’t have to be perfect.

💡 学習ポイント:フレーズごとに区切って口に出すとリズムが自然に身につく。難しい単語や表現は注釈で確認しながら繰り返す。完璧に発音するよりも、声に出して抑揚やリズムに慣れることを重視しています。

文法

学習した内容を自らの復習を兼ねて紹介していきます。今回は、「冠詞」です。
冠詞は「その名詞が特定できるかどうか」で選びます。

  • a / an(不定冠詞):初めて出てきたものやどれでもよいものに使う
    例:I saw a dog.(どの犬かわからない)
  • the(定冠詞):すでに出てきたもの、世界に1つしかないもの、特定できるものに使う
    例:I saw a dog. The dog was barking loudly.
  • 冠詞なし(ゼロ冠詞):概念・一般論、慣用句、行為としての施設に使う
    例:I like coffee. Water is important. I go to school.

💡 覚え方のコツ

  • 相手がどれかすぐわかる →  the
  • どれでもいい / 初登場 → a / an
  • 物質や慣用句・一般論 →  冠詞なし

「聞き手と私で“その名詞がどれか分かるか?”」と考えてみるとわかりやすい

天体・自然物の冠詞ルール

  • the sun, the moon, the earth → 常に the(世界に1つしかない)
  • the sea / the ocean → 特定の海なら the
  • the Alps / the Himalayas, the Nile / the Amazon → 山脈・川は the
  • Lake Biwa, Mount Fuji → 固有名詞+地形の場合は冠詞なし

慣用句・施設の冠詞ルール

  • go to school / bed / church / work / prison / hospital
    → 行く行為なら冠詞なし
    → 施設として中に入る場合は the 必須
    (例:I went to the hospital to visit my friend )
  • at home / sea / sea level →  冠詞なし
  • by car / bus / train / plane → 冠詞なし

固有名詞の冠詞ルール

  • 街・都市:Tokyo, London, Osaka → 冠詞なし
  • 国:Japan, France, USA → 通常なし
    例外:the Netherlands, the Philippines
  • 建物・施設:固有名詞次第 Mount Fuji, Lake Biwa → 無冠詞
    The Eiffel Tower → the 必須

学習の工夫:文章を読むときに「この名詞は特定できる?」と確認。
声に出して読むと a / the の感覚が自然に身につきやすい。

学習の効果と気づき

シャドーイングを始めて1か月ほどたちますが、明らかに聞き取りやすくなりました。
聴きながら後を追ってすぐに発音することで、リズムと抑揚に慣れるということですが、そのことが英語の耳を育てているのだと思います。
「冠詞」については、学生の頃からあやふやにしてきた部分でもあり、忘却の彼方であったのですが、今回の見直しで、聞くにあたり読むにあたり、自信がつきました。

英語を習得中の方へのメッセージ

英語学習は大きな努力を一気にするよりも、日々の小さな習慣が大事です。私は長時間机に向かうのが苦手なので、とにかく習慣化を目指しています
通勤時間、休憩時間、週末の30分でも十分。「毎日1フレーズ口に出す」だけで、力は確実に伸びているのを私は実感できています。焦らず、楽しみながら続けていきます。

 

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